2006.06.08 Thursday
パネライの手巻きと自動巻
パネライの時計って全部よく似たものばかりじゃん。とお思いの方が多いと思います。しかしこれほどシンプルなデザインばかりで、驚異的な人気で売れまくるのは世の腕時計ブランドで「パネライ」だけではないかと思います。
事実、パネライの人気モデルは、現行モデルにも関わらず並行輸入業者でプレミア価格を付けられたり、USEDでも価格高騰しているモデルが沢山存在します。
パネライのラインはけっこう解りやすく分類してあって、「ヒストリック系」と「コンテンポラリー」系に分けられています。パネライ ヒストリックとは、「手巻き」のムーブメントを使用、パネライ コンテンポラリーは自動巻のムーブメントを使用したモデルです。
この2つの系列に、それぞれ「ルミノール」と「ラジオミール」の2系列のデザインが用意されています。
パネライ ルミノール シリーズ
パネライ ルミノール系は、なんと言っても、あのリューズプロテクターでしょう。パネライ特許のリューズプロテクターを見れば、一目で「パネライ」とわかる、あのゴッツイプロテクターです。パネライのケース寸法は小さい物でも約40mmですから、目立つ事間違いなしです。
パネライ ラジオミール シリーズ
パネライ ラジオミール系の特徴も見た目で言えば、まずあのリューズでしょう。ルミノールに見られるようなプロテクターはありませんが、一回り大きなリューズをねじ込み式にして防水性能を高めたり、操作性を向上させるなど「デザインと実用性」を兼ね備えるように作られています。
どちらのラインも、長年軍事機密として一般市場に登場出来なかった「パネライ」の独創性なのでしょう。